わたしがお伝えしている無敵のコミュニケーション（NVCxMagic）は、思考やストーリーや評価や判断で処理してしまうクセがついているコミュニケーションを「共感」に変えていくことで、世界平和を実現することまで射程に入れたコミュニケーション方法。
その要諦（ようてい）は、自分の「感情」を繊細に見つめ、その奥にある「自分がとても大切にしている命の質感」を見つけ出す作業にあります。「自分がとても大切にしている命の質感」をNVCでは「ニーズ」と呼びます。
左脳でバキバキ社会で生き抜いてきた人のなかには、この「感情にアクセスする」ことが苦手な方がいます。感情にアクセスする近道は「無防備になること」、シンプルにいうと「アホになること」です。
「こう言ったらこう見られるかも」みたいな評価への恐れも全部手放して、子供のように純粋な体と心の感覚に戻っていくことが、自分の感情とニーズに触れやすくなる近道。
業界ではその「アホみたいに無防備になる力」のことを「ヴァルネラビリティ」と呼んでいます。
実践・ヴァルネラビリティ
究極的にはいつでもどこでも「アホみたいに無防備」であるのが、「無敵のコミュニケーション」の奥義です（奥義なのに簡単♡）
さすがに職場とかで突然キャラチェンジはできないので、まず安全な場で少しずつ練習し、その天衣無縫で優雅なまでの無防備さ＝無敵さを数年かけて身につけます、NVCで。
なんで無防備であることが無敵なのかというと、武器防具を持っていない無防備な人がいると、その無防備さが飛び火して、その場の武具防具が下ろされ場の安全さが上がってくるからです。
（ここ、BGMはジョン・レノンの「IMAGINE」で♪）
扉の中の輝きを出していこう、他人の輝きを見にいこう
誰かが心を開き、自分の内側にある宝物のような輝きをだすと、他の人の扉もなんかあいちゃうのです。
そして、ここで開いた扉の中にあるものが「宝物のような輝き（ニーズ）」であることが大切。
「正直に自分の中にあるものを伝えれば、関係性が好転すると思ってた」と、自分の中にある暴力を大切な人に向けて関係性を失う人をよく見かけます。。。
なんでも見せていいわけではなくて、憎悪や怒りは自分で処理し、その奥にあるニーズだけを出します。
わたしの見え方では、人の心にはこんなふうに鍵がかかってて、この鍵の外れやすさがわたしにとってはヴァルネラビリティ。
この鍵の開きやすさは、精神の不安定さではなくて魅力とわたしにはうつります。
この扉の中には、いろんな宝石や宝物が詰まっている。
わたしはそれを見たくてワクワクします。NVCや魔法をお伝えしていると、この扉を開けること、中にある宝物や宝石を一緒に探しにいくこと、その美しさやはかなさや強さを眺めさせていただく機会が毎日あって昇天人生♡
扉は開きやすい方がセクシーだと思う
扉はない、または開かないように見せている人もいます。
きっと扉は開かないように固くシリコンコーティングされている。
わたし個人はそういう人に色気を感じません。
感情やニーズにアクセスできない人と話してると、情報のやりとりや、思い込みにもとづく表面的な会話に終始しとてもつまらなくて。AIでいいかなって思います。
もちろん、そういう生き方もあっていいと思うんです。なにか大切なものがあると思うので。
そして、わたしはニーズがむき出しで生き生きしてる人が好き。
そういう人とだと、愛や親密さや大笑いやクリエイティビティやつながりなどたくさんのニーズが満たされるから。わたしにとっては、そんな笑いも涙も愛も濃厚にあるラテン的な毎日が人間らしさに思えていて。
108近くあるニーズ一覧はこちらへ。
世界的なヴァルネラビリティの研究者ブレネー・ブラウンの毎回見ては泣いてしまう動画、以下にまとめてあります。
