人間関係に敗者復活戦はあるのか?スーパーバリアな人を愛しちゃったら、どうする?

息子「ママ愛してるよ」
私「うそつけ」
息子「ママ、スーパーバリアだからなー♪」

っていう会話がたまにあります(笑)
能天気で(私が期待するほどは)家事をしない息子に対して「あんた、あたしのこと、家政婦だと思ってんでしょ!」というバイアスで見ているため、息子の愛を素直に受け取ることができません。
これはパターンで、別れただんなさんともBFたちともずーっとやってきてます。

最近息子から「パパがママのこと「あんなに愛を伝えたのに伝わんなかったのなぜだろう?」って言ってた」って聞いてショックを受けました(いやいや、私に伝わる言語では伝えられてないから・・・)

うすうすと「パターンだな」と気づいていたものを、いよいよ愛を受け取る器にならないといけないタイミングが来ているようで、外したい。
重い腰を上げて、プロセスをはじめています(45歳にして)。
このパターン持ってる人多いと思うので、持ってる人も、持ってる人に悩まされている方もお楽しみください!早く外せれば絶対人生しあわせです♡
私もプロセス中のものなので、まだ解答はないのですが、1か月以内に解消する気がしています。
(なぜならパワフルなIFSというワークをしているから)
解消しちゃうとストーリーも感情も成仏し、「なんでそんなにこだわってたんだっけ?」と忘れてしまうので、成仏しきってないうちに書いておきます(悪趣味な、変容フェチ)

(2021.12.26現在未解消・・・重い)

プロセス1:人に話を聞いてもらう

自分でやってもいいですが、人に聞いてもらってリフレクション(伝え返し)してもらうと、堂々巡りしなくて早いです。できればNVCなど「純粋な観察」で人の話を聞く訓練を受けている人がおすすめです。
あおったり自分の話に差し替えたりして話を最後までさせてくれない人や、話の腰を折る人は話し相手におすすめしません。

プロセス2:リフレクション

聞き手がいれば、その方から5分くらいで話をコンパクトにまとめて要点だけにしてもらいます。
その時、ストーリー展開よりも、感情やニーズといった心の機微に注目して伝え返してもらうとなお良いです。
親友が伝え返してくれた「私のストーリー」はこんな感じ。ちとハイコンテクストなのですが、そのまま行きます。


「レミは、ギフト=愛=”対等に愛を分かち合える関係性”の中でやりたいと思っている。 そして、ネガティブなフィードバックを渡された時に、受け取れない。 そのフィードバックを「暴力的な言葉をかけられた」と感じる。 愛ある関係性にいられないなら、欲しくない」


うん、そうそう。私の行為や配慮を「暴力的だ」ってとるなら、そんな人とはやれないな、がある


”対等に愛を分かち合える関係性” についてはこちら

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「そして、後日彼らからくる優しいアプローチに対してイラっとする。
”いまさら?”と。”そもそも私を傷つけるようなことを言わなきゃよかったでしょ””なんであんなことしたのよ”とトリガーする」

そうかトリガーしてるのか・・・

「”いったん切れた糸は結び直せない”」と思っているので、彼らの行動が理解できない。
傷つく恐れがある。と思っている」

うんうん。だって、私はネガティブ・フィードバックする時、完全に自分に責任とってるよ?これでこの関係性が終わってたとしても大切なことだから伝えようって思って伝える。それくらいのことじゃなければ伝えない。ので、基本的にはまったくネガティブフィードバックはしない。そして、そのフィードバックに対して相手が受け付けなかったら、もう愛を送ったりFB見たり、いいねしたり一切しない、関係を断つ。相手は私に敵イメージを持ったと思うから、怖がらせたくない。不快な思いもさせたくない。距離を置いた相手を追わない。すっぱり忘れる。それは美意識、かな・・・一貫性や自己責任を大切にしている

「それは鏡でもあり、war mentality(親友はバイリンガルなのでこの言葉を使った。戦争がおこる構造、自分も暴力を生み出している、くらいの意味)がある。 許せないの奥には「もう二度と傷つけられたくない」がある。過去の怒りが強く、一生許さないという気持ちがある。「つながり直したい」という気持ちを受けられない頑(かたく)なさがある。 国交断絶。だから紛争は解決しない。 戦争にはならない。国交断絶するのは、戦争になりたくないから」

そうね、20代の頃BFと泥試合化したことがあって、それをもうやりたくない

「関係性に失敗したら敗者復活戦はないと思っている。 恨みのキャッシュがクリアされない。不信感が借金として残る。過去に深い傷を負っていて、それへの恐れがあって、信頼・安心できない」

と、彼女が言ってくれます。自分が言ったのかもしれないけど新鮮にうつるので、無意識では見ていないのかも。

「絶望したくない。”フィードバックの仕方も知らないような野蛮人の国とは国交を持ちたくない。うちはマインドフルネスでやってるんです。対等な愛の関係性を持つ人はネガティブなフィードバックはしない。その手段を持っていない人は、野蛮だ。共感言語を持っていない人は野蛮だ。そういうこと言われたら一発アウトなんです”がある」

そうそう、フィードバックスキルってすっごい繊細なリーダーシップスキルなんだよ。特別に学ぶようなものなんだよ。それを、ただ「気に入らない」って感情で相手に直接送るなんて。。。雑すぎる。


はい、そういうストーリーの国に私いますよね。と客観視できます。

プロセス3:寝かせる

親友と整理して、構造はなんとなく理解。
「赦(ゆる)せる自分になりたい」という気持ちは強い。
なぜなら、誰かを軽蔑したり警戒したり憎んだりしているのは、心の檻に囚人を持っているようなものだから。自分も閉じ込めていると思う。全員恩赦したいなー。

こと恋愛に関しては、男性は別れた女性に対して「デスクトップ保存」「別名保存」と言われてて、いつでも気軽にアクセスし、なんだったら連絡してワンチャン(やれれば)ラッキー♡くらいな感覚があると聞いたことがあります(個人差はあると思うのですが)。
私は、切れた糸(関係性)はそこで終了しているので、「終わったところからまたはじめられる」というコンセプトが本当に意味不明。別れたBFたちから連絡が来ることもありますが、会いたい気持ちはありません。
何度考えても、

「出てって」

しかない。
「これ以上傷つけないで」
「私を傷つけるリスクがある人は私の生態系に入れない。また傷つくリスクが高すぎる」
誰ならOKなんだろうと思うと、息子と親友たち。
絶対の愛と信頼があるなら安心してネガティブフィードバックも受け取るけど、年に数回しか会わないくせにそんな暴力送ってきて、なんなの?
という気持ちが強い。
これが息子に言われるスーパーバリアなのでしょう。
どうしてここまで頑なに?と思うと、親友のいう
「過去に深い傷を負っていて、それへの恐れがあって、信頼・安心できない」
まで遡って解除しないといけないのだろうなー。

これは私個人の因数分解ですが、スーパーバリアな人の構造は大かれ少なかれこんな感じだと思います。
怒りプライドって判断されることが多いけど、根っこは悲しみ不信不安なんじゃないかな。

スーパーバリア人対策

もし好意を寄せている人がスーパーバリアもちで、バリアを突破してでも一緒にいたいと思うのであればやれることはおそらく・・・待つこと。
こういうへんてこりんな構造を持っている可能性が高いとにらみ、悲しみ・不信・不安を溶かす行為を少しずつ積み重ねていくかな、私だったら・・・まず誠心誠意「悲しませてごめん」「信頼を裏切ってごめん」「不安を抱かせてごめん」と謝って。
その人が大切にしているニーズを絶対損なわない努力をしたり、信頼や安心を積み上げられるような対話を続けていくと思います。正面から罵倒されると思うし、きつい時間になると思います。私が好きになる男性は、優しくて回避型(自分の身の安全をまず守るために逃亡する)でプライドの高い人が多く、ここをやれませんね(涙)
残念ですが、彼らの安全や気楽さや選択も大切にしたいから、いい。

何事もなかったかのように「ハロー、元気?!また会おうよ」的にアプローチするのは逆効果です、スーパーバリア人には。「バリアはってんだろうが、アホか!」と追い返します。
まず借金をゼロにし、それから信頼貯金をコツコツと積み上げていく必要があるんじゃないかな。
自分のことになれば、そんなめんどくさい私のことなんて気にしないで他あたったらいいんじゃない?
って思っちゃいます。

合う人っていると思うから、スーパーバリア(=トラウマ)ない人がいいですよ、やっぱり(笑)
言語が近い国の人と国交した方がいい。
スーパーバリア人が自らバリアという防御の呪いを溶けるといいですね。
きっと私が数ヶ月以内に溶けると思うので、その魔法を披露できる日を信じて今の状況を書き残しておきます。おしまい(2020.08.20)

(2022.10.20 追記。 IFSのトラウマケアで対応できることがわかってきて、セッションを繰り返し受けています。根強い。トラウマになったのが36歳の時、元だんなさんと別居した事件だというところまで終えています。とてもつらかったので、そこから親密な人間関係での課題を持っています。2年経っても解決してないので、繰り返し、同じようなことが続き、しょうがないのでトラウマケアを本気でやり始めてます・・・)

誠心誠意あやまるとは、相手に寄り添うこと

それから数ヶ月して、「ごめん」っていわれたのですが、まったく受け入れられませんでした。「その時、レミこうだったんだよね。こういうことを伝えようとしてくれていたのかな」など共感の努力がまず先に必要なことがわかりました。バリアはまだまだ解けません。詳しくは記事を(2020.12.28)

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