パンチの強い存在感と言葉選びもエンタメ性が高くて大好きなエスター・ペレル。
ご不満の多い日本人のパートナーシップにも有効だと思うコンパクトなコスモポリタン誌の記事を見つけました。
女性の性やパワーが強いコスモポリタン誌のこと、日本のindirect(婉曲)なことが美徳とされるカルチャーにはまだ馴染みにくいし、これを特に女性がすることが必ずしも成功するとは思えないのですが・・・
ステキなと思ったところをインスピレーションソースとしてシェアします♡
原文:Relationship Expert Esther Perel on How Couples Make It Work Long-Term
なお、わたしスタイルの意訳で、原文通りではありません。
- パートナーシップは、情熱だけでは長続きしません。ビジョンや価値観が共有されていることが大事。それを互いに聞き合って共有していることが大事
- うまくいってるカップルは、ひんぱんにチェックインをしています。関係性をより良く、自分の人生に一貫性を持ったものにするために、相手に「結婚する気はあるの?」みたいに聞くのはノーマルな質問です。
- 関係性の中で、自分がどのような振る舞いをするか自己認識していることの大切さ。
互いの間で不協和音があったときに「クソだね、これを二度とは繰り返したくないね」と、二人の間で二度と起きないように解決していく努力も必要。 - お互いにダイレクトコミュニケーターであること(婉曲に言わないこと)
「今日、うちに来んの?」というように明確に聞けること。「いっつもお兄さんのためには時間を作るのに、わたしと一緒にいてくれることなんてないじゃない!」といった不満じゃなくて、明確なリクエストをすること。 - 相手が自分のものだとか、やってくれるのが当然だとか思わないこと
愛する人はあなたを特別扱いして幸せにしてくれるけど、それは義務ではないし、あなたの感情の責任はあなたのもの。
原則的にあなたの不安は、あなたのもので、心地よくするのは自分の責任です。 - 長期的なパートナーシップがうまくいっている人たちは、関係性を改革(再発明)している。
「永遠の関係性」を死ぬまでの一本道、と考えるのではなく、2-3の転調がある音楽のように捉えること。
エスター・ペレルの動画や本を見ていると、ナチュラルNVCerだなあって思います。
結婚する前にカップルがNVCを受けられたら、長く続く暖かな関係性が育まれると思う。
たまにご夫婦で受講してくださる方がいて、何よりもの喜びです。
息子の小学校の卒業式に息子と元夫と3人でランチをしました。相変わらず人間的にも男性的にも本当に魅力的な人だな、と感じます。
お金の使い方とか世界観とかの根源的な部分でやはり致命的に合わないので、人生のパートナーとしてはやっぱりなかったな、と後悔はないのですが。
わたしのように、理想の王子様に出会えたのに関係性を維持できずステークホルダーに破壊的なダメージを与える結果になるほどの痛みや傷を抱えている人たちが、なるべく人生の初期にその地雷を撤去できるようサポートしていきたいという思いがあふれてきました。
大切な人との別離で得た深い痛みがあるから、わたしがまほうつかい業をできていることにも感謝があります。
わたしが不自由ないセレブ妻をしているより、まほうつかいでいることの方が世界への多大な貢献になっていると思うから。