愛の表現とすれ違い
男女の関係性の中で、女性が「こうしてほしい」とリクエストしても、男性がそれを実行せずに、自分流の“愛の表現”をしてしまうことがあります。
たとえば、
- 求められてもいない贈り物をする
- 遠いところからわざわざ会いに行く
- 何かをしてあげる
これらを「愛している証拠だ」と信じて行動している。
ここ、私は常に恋人と争いの元になります。みんなはどうなんだろう?
もちろんそれらもひとつの愛の形ではあると思う。
でも私はそこにどうしてもエゴを感じてしまいます。
両思いなら会う機会を作るのは当たり前。
頻繁なメッセージやオンラインのやりとりでも充分にプレゼンスを感じられるのに、「今日も愛してるよ」的なメッセージもない、求めても芸のないコピペの返信しかできない、あげくに「どう返信していいか分からなかかったから」と既読スルー。
直接会いに来るスケジュールを確保することをコミュニケーションべたの免罪符にされてもね・・・
直接会いたいのは「SEXしたいから」であって、実際には風俗に行くか彼女のもとに行くかの違いでしかないんじゃないかな?(性病やハズレの)リスク含みの数万円払う代わりに数千円の交通費で済む、安定の好みのタイプの馴染みの女。会えば会うほど相性も良くなり、愛情までついてきて徹底的におもてなししてもらえる。
そりゃ、来るでしょうよ。
贈り物やサービスも同じで、結局「自分がやりたいからしている」自分に酔ってる愛の形。
一方で女性は、シンプルに「愛してる」と言葉で伝えてほしい。
「これをお願い」と言ったことを淡々とやってくれることに、理解されサポートされた安心ができ、心が開き優しくできる。
たとえば、ゴミ出しや子どもの世話。そういう日常の中のリクエストに誠実に応えることが、具体的な愛の証拠として「愛の預金通帳」に記帳されます。
関係性は“モチベーション管理”
よく「愛にはいろんな形があるから、どんな形の表現でも選り好みせず受け止めてみよう。どれだけ自分が愛されていたかに気づくよ♡」という美談があります。
参考記事。たくさんの方に感謝される、美香ちゃんによる名セッション♡

でも私には、そこに安易に逃避したくない「愛の原理主義」と言える頑固さがあります。
私がこの世界で感じたい「愛の形」があって、それを譲りわたしたくない。
この記事にあるような「愛なしモデルの死角」スキーマ(うまく世を渡れないこだわり)があるとは思うけれど、まだ解明できていない。
そんな自分の不完成さを持ちながらも、これを書いています。
その頑なな私から言わせていただくと、関係性は「モチベーション管理」だと思うの。
人にはそれぞれ「大切にしているツボ」があって、そこを押さえられなければモチベーションはどんどん落ちていく。
それはマッサージと同じ。
体には何百ものツボがあるけど、不調に効くのはほんの1〜2か所。そのドンピシャの場所を押されると「ここだ!」という確かな感覚がある。周りにはない、痛気持ちいい感じがあるから。
そのスイートスポットを攻めてたらどんどん安らいで体調が改善していく。次から同じ体調不良が出た時は そのツボをダイレクトに触りに行けばいい。
明らかに「ここ!」ってほくろで示されたりしてるわけじゃないから体と指の感覚で覚える必要があるけど、そのツボにヒットしたら施術者もやられてる人もお互い分かるような両思いポイントがある。
そのスイートスポットを2人で探りあて慣れていくような作業が「関係性構築」だって思ってる。
「肩がつらい」と言っているのに足を揉んで「マッサージしてるよ」と言われても響かない。リクエストされた場所で探し、押してみることが大事。
不思議と、コミュニケーションのツボを外しがちな男性はマッサージも下手なことが多い(笑)。
「やったことないから」など言い訳せず、素直にリクエストされたポイントを探すことからしてほしい。
肩と言ったら肩。「愛してるって言って♡」と言われたら、言ってください。
でないと、お客さん来なくなっちゃうよ。
新しいスキルを学ぶことを楽しもう
幸い、だいたいの痛みに効くメジャーなツボは決まってる。
ツボも男女の違いについても、世の中には多くのノウハウがあります。
黒川伊保子さんの「取説」シリーズや、ジョン・グレイ博士の『ベスト・パートナーになるために』などもあります。
「できない」ではなく、相手を失わないために相手のニーズに寄り添い、まだ自分が知らないことでも学んでできるようになる努力をすること。
上手になるし、そのツボが効く人は他にもたくさんいるから、その関係性が終わった後でも再利用可能テク。
特に、失いたくない大切な相手の場合は、歩み寄りの一択だと思います。
まとめ
関係性のケースを多く扱っていると、こういう「ツボ外し」の蓄積によって「愛情の預金通帳」すなわち「相手を愛したい」という彼女の愛は底をつきます。
関係性は、一方通行の愛の押しつけではなく、相手の声に耳を澄ませてツボを特定し押し続ける継続的モチベーション・メンテナンス。
あなたは、大切な人のリクエストにどれくらい誠実に応えていますか?

