お肉大好き食べ盛り10歳の息子と外食に行くと、息子が無条件に選んでしまう神メニューが、デミグラスソースのビーフストロガノフ。とろとろ卵が付いていたら昇天ものです。
おうちで出たらそれは幸せとのことで、添加物なし、オーガニックな素材でレシピを完成!
缶詰のデミグラスソースは人生で一度しか触ったことがありません、リピできない味・・・
フレンチの本を読むと手が込んでいて再現の時間がないので、家庭で手早くできる簡易版を^^
ストロガノフ的デミグラスソース。おいしい秘密はビールとコーヒー!
ビーフはなるべく使わないようポークを使います。
が、ビーフの旨味に追いつきません。そこは隠し味でおぎないます!
- にんにくをみじん切りにし、玉ねぎは繊維に沿って太めにカット、溶けちゃうので。ごぼうを回しながら、ピーラーで薄くそぎ、水にさらしておきます(さらさなくてもコクがあっていいかも。今度実験します)。ごぼうからは深いいい味が出ます。入れたければ他にも好きなお野菜を。肉はコショウを強めにひいて、塩麹か塩をしておきます。
- フライパンにオイルやバターを熱します。私は手づくりギーを使っています。世界で最も純度の高い油と言われていて、加熱にも強いです。
- にんにく、玉ねぎ、ごぼうを投入、炒めます
- 肉に片栗粉を強めに振ります。グルテンフリーにしたいので小麦粉でなく片栗粉で。粉をまぶすと、肉から風味が逃げません。そして、この粉があとで「とろみ」になります。
- 野菜たちをフライパンの脇に寄せ、肉を投入。動かさずに焼きつけ、ひっくり返して裏面も焼きつけます。
- ビールと水を投入。ビールがなかったら料理酒でも、飲みかけで数日経っちゃったワインでもOK
- 中濃ソースとケチャップも投入。ソースが多め。4人前で、ソース大さじ3、ケチャップ大さじ2ていどでしょうか。メーカーによって味が大きく違うので味を見ながら。
- 味が決まりにくかったら醤油や味噌を投入。黒っぽいコクが欲しいな・・・と思ったら、隣にある冷めたコーヒーと目が合いました。大さじ5杯くらい入れたら味がバチっと決まる!たまに隠し味でインスタントコーヒーを入れるレシピを見ることがあります。これだ♡
- 好みのとろみまで煮つめたら完成。
1日置くとさらにおいしくなったので、多めに作って調味料やビールを足していくと良いとおもいます。
デミグラス系は脂がギトギトとして鍋を洗うのが大変だし、排水が汚れるのも避けたい。
そこで、パンで鍋を拭いて食べちゃうか、ごはんを入れてドライカレー風にして、舐めるように鍋をきれいにすると、洗い物がラクです。
失敗しないとろとろ卵のつくり方
フライパンがノンスティックなのは必須でして、テフロン加工のフライパンではなく私はスキャンパンを使っています。
単価は一見高いように見えますが、10年保証がついていて、こげつきでノンスティック力が弱くなった時も磨き直してくれるそうです。
数千円のノンスティックフライパンが1年も持たなかったり体に有害なことを考えると、10年以上使える長期的なコスパで考えたら安い(10で割ったら安物のフライパンより安いし、地球に埋めたてるゴミも減ります)!そして、たまに安くなっている商品があるので、ちょこちょこチェックしてます。今は、これが3000円くらい安くなってました。
さて、ノンスティックフライパンにほんの少しの油かバターを熱します。私は引き続きギーを使用。
スキャンパンは強火にできないので、フライパンがあったまるまでじっと待ちます。
卵液が少しついた菜ばしをフライパンの底につけてみて、シュッと火が通るくらいの強さになったら、卵液の半量(ここ大事)を投入。
菜ばしやフォークでささっとかき混ぜます。
半熟のところへ、残りの卵液を投入。またささっと混ぜて、固まりかけたくらいで火を止め、予熱で、好みの半熟度までおきます(と言っても1分程度)
盛り付けたら完成!