「怒り」が出たら捕まえて。潜在意識に眠っているダイヤモンドをつかむチャンスだから

NVCのデモセッションが大好きです。悩みのない人間はおらず、自分の想定を軽く超える悲劇的な体験をしている人にたくさん会えます・・・小説や映画やTVをまったく見なくなったのは、作りものではないビンビン来る命を生きる人たちに囲まれてて、その人たちとの生きる遊びで最高に楽しくて忙しいから。何よりも、自分の人生のaliveness(生き生きさ)を乗りこなして生きるので精一杯♡おなかいっぱい。

NVCは日々起こるシャバでの出来事を感情のままに反応して生きるのではなく、トランスフォーム(変容)させて生きる魔法の技。何に?「より非暴力的な生き方」に変容します。

怒りとの付き合い

わたしはかなり怒りっぽい性格で人生の大半を過ごしてきました。
穏やかな性格の元夫からは「あなたが誰かをののしる時、怖かった」とフィードバックをもらうほど。
特に日本では「怒り」の感情を出すのは「はしたない」という文化的な背景があるように思います。
そして、多くの方のカウンセリングをしてきて「怒り」を上手に表出できないと、潜在意識に代償を払わせているとも感じます。
どんな感情も自分にあっていい。上手な付き合い方さえできれば。
イスラエル出身で、ヨーロッパで大人気のNVCトレーナー(同い年!)ヨラムの「怒り」の捉え方が素敵だったのでシェアします。ヨラムは「You angry? NO(怒ってんの?そんなエネルギーで来るならもう話さない)って言わないで」と言います。

怒りはスイート♡

今は生理前くらいしかイライラせず、「レミちゃんでも怒るの?」と驚かれるくらいの心の穏やかさをえました。ヨギーニになったこともあり。
そしてデフォルトは怒りん坊なので、人が怒っててもまったく動じません。
怒りが出てきたら「いいぞいいぞー♡」って思ってます。その奥にお宝が隠れているから。
ヨラムはこんな風に表現します。

怒り(anger)がきたら、すごくヴァルネラブルなレイヤーがすぐ下にある。angerは最もヴァルネラブルなレイヤーなんだ。
angerがきたら、stay longer(そこになるべく長くい続けて)して。
angerはtragic(悲劇的な)言語で来るけど、angerそのものはvery preciousなものにtouchしている。most subtle(微細な)エネルギーが近い」
ジャッカル(暴力的な、従来型のコミュニケーションを象徴する動物。批判や悪口が大の得意)はジラフ・ジュース(NVC的共感の旨味)につながるお手伝いができるの」

怒りを伴うヴァルネラビリティは、他人の心も開く

ヨラムが2020年のNVCフェスで行った「intimacy relationship」というクラスの中でのデモが素晴らしく。「仕込み?」って思うくらいの美しい方々の、目を奪われる正直で超越的なデモがありました。(NVCでは、こういう良質のヒューマンなショートムービーのようなシーンによく立ち会います)
強い怒りと同時に愛を放出して泣くラテンのお国の男性のデモ。事後の感想では「見ていて、自分のcloseness(閉じてること)に気づいた、open-upしていきたい」「white americanがangerの声をちゃんと聞けてないから世界がこうなってる(2020年6月現在、Black lives matterが世界的注目を浴びています)」などの気づきが続々と寄せられます。

怒りを見つめることで、世界の輝きをつくりだそう

「僕がNVCを教えてるのは、いつの日か、みんなが僕の怒りを楽しめる日が来たらいいと思うから(someday I hope people enjoy my anger.)」「クソ(shit)からダイアモンドを発掘しよう」とヨラム。
NVCは、感情に貴賎(良し悪し)をつけず、どんな薄汚いと思われる感情からでも内面の美しい輝きにアプローチする技法。
そのダイアモンドを「ニーズ」という100近い単語(宝石群)にまとめているのが、NVCの偉大さだとわたしは思っています。

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