レミちゃん、愛の人なんだね
村さんに会ったのは、わたしがまだハードコアな経営者だった2014年の12月。
5万部のベストセラーを個人名で出したこともある元IBMのエリートの村さん。
NVC合宿で同じサポートグループになったご縁で、ある夜シンプルなセッションをしてくれました。
ひととおり話しながら「そうか、レミちゃん、愛の人なんだな」という村さんに、
「はああーー? わたし愛なんて大っ嫌い。愛の弱い感じが嫌い。愛は翻心する。」と身を固めます。
4年経って、はい、わたし「愛の人」ですねってわかりました(笑)
そのとき、村さんがあばいてくれたプロセス。強烈すぎて簡単なメモしか残っていない中、なんとか起こします。
私のビリーフ:人間は無条件で愛されない
村さんは、両親と私の関係性からひもといていきます。
私にある思い込みダイジェスト。
- 愛は条件付き。愛は取引。無条件で愛されるに値しない。
- 仮想敵にしても愛せる?ほら愛せないでしょ?
- 「この条件で愛してみろ」とバーを上げていく。
- その反動としての「ひとりで生きていけるもん」
ひとりだったら失わない。 - 強さが私のアイデンティティ。愛を受け取ったら、アイデンティティがなくなる。
- 「いつ庇護者がいなくなっても大丈夫なように、強くあらねばならない」
- 大切なニーズは、自立、自己尊厳。
別れただんなさんと別居が始まったのは、私が経営者になって半年。
「あなたは使えない。いてもいないと一緒。私は息子と出て行く」と断罪しました。
ほんとうは、「今はあなたの支えが必要。助けて」って言えたら良かった。
最近、パートナーと別れたのは、私にガンの疑いがあって、その診断結果をもらう前日。
もしもガンだった時、彼に依存すると思った。それを彼が受け取められる状況にないと思っていて、であれば傷つくその前に、と思った。
本当は愛しあっている相手を仮想敵として自立し、愛を受け取らないパターンがある。
それを「リスク・ヘッジ」って呼んでます。。。バカか・・・
その裏にあるのは「なぜなら私は____だから」というコアビリーフ。
その時はわからなかったミッシングピースを、4年後の今は埋められる。
私のコアビリーフ:なぜなら、誰も私を大切にしないから
ここからきてます。

ほんとうは、理解してほしい、つながりたい。
これを恋愛パターンでずっとやってる。
村さん「”愛は無条件”と気づくまで、スパイラルに回るよ」とおどします(笑)
どうすればいいの?!!
「失っているもの(代償)の痛みにじっくり触れることだね、自己共感で」と。
その時は、そんなふわっとしたことで、と思いましたが、
その後、離婚し、恋愛でも同じようなパターンを繰り返し、傷つき泣き。
冬至を前に、点がつながり「無条件の愛」に近いところまでたどり着けています。
NVCやってて、最も難しいスキルのひとつである「自己共感」のパワーについては、こちらから。
