息子が進学したい学校があり、翌朝から午後にかけ速達で合否通知が来る前日にこれを書いています。今しか書けない気がして。
明日から生理の予定で、生理前のPMSがあり、通常であればストレスでイライラするところ、とても穏やかな気持ちで受験日からの数日を過ごしています。なんでだろうなー? 当人もまったく気にかけず(マインクラフトで)遊んでいます。
母「受かったらいいし、受からなくてもいいね^^」
子「うん、みんなが喜ぶ^^(公立に行くから)」
という程度。
まあ12日くらいしか受験の準備をしていない軽やかさもあるんですけどね^^;
人生をコントロールしようとする時、不幸が生まれる
こんな言葉があります。
ポジティブに考えるということは、常にベストのことが起きるよう期待するという態度ではなく。何が起きようとも、それがこの瞬間のベストなのだと受け入れることである(作者不詳)
Thinking positively is not about expecting the best to happen every time, but accepting that whatever happens is the best for this moment.
Unknown
これはまだ若い頃にはわかりませんでした。
その時の判断が正しいかは「歴史が証明する」という言葉があるように、人生が長くなっていくと結果が出てくるもの。
振り返るとこの言葉があながち間違っていないと思います。
消したいような過去もたくさんあります。反省と後悔、山盛り。
あの言葉を放たなければ、あの時もっと丁寧に話を聞く余裕が私にあったなら。もっと優しくできていたなら。・・・もっと心穏やかな幸せな時間を過ごせていただろう。
過去、叶えたい夢もありました。
女の子を産み育てたかった、子供が3人欲しかった。世界一愛しただんなさんと添い遂げたかった、彼を支え続けたかった。
いま入力していれば「ストーリーだな」と気づきます。その時の私は、そのストーリーにしがみつき、人生や他人の感情を変えたい気持ちも強かった。そのための介入もたくさんしました。脅したり泣いたり。
嫉妬と嘆きでたくさん泣き恨み憎んだ日々の悲しさがよみがえり、こみ上げてくる熱いものがあり涙ぐみます。
その時の私の感情の強さが今も自分の中にあることも、ただ受け止めます。
全方向の人を恨んでいたし、あとから気づけば、自分を一番憎んでいた。
現実におきたことや人の記憶に宿った種を外すことはできなくて、こぼれたミルクはピッチャーには戻らない。運命の輪は回っていきます、どんどん。
私が受け止めるのは、私がその幸せのストーリーをたくさん愛していたということだけ。
あとはすべて手放す。
当時の自分のレベルにあってはべストを尽くしたはずなのです。
それを全部受け止めています。
未熟さを経験してきたから、今の自分の幸せがわかるし、避けるべき行動や関係性もわかる。どうして人が暴力性を帯びるのか(回避・逃避も暴力です。詳しくはNVCクラスで!)、絶望や喪失や、愛したかった人を愛せなかったことがどれくらい深い悲しみなのか、なぜ人がマイナスと思える選択をするのか、がわかる。
それが私のコーチやカウンセラーとしての肥料に今はなっています。
たくさんのまほうつかいたちから学んだ今では、「しょうがないから」ではなく「どちらでも、良かった」と受け止めています。
世界一愛したBFと結婚し3人の子供を産み、にぎやかな5人家族ユニットの物語でもよかったし、今のとびきりの男児との穏やかで丁寧なシングルマザーライフも最高♡どっちでも、良い。
何度も死ぬことも考えるような暗黒時代に、ずっとついてもらっていた素晴らしい女性コーチがいて。
彼女は「人生、ベストの道を選ぶことはできないのよ、正解の道はない。自分の選んだ道を正解にしていくことだけができるのよ」とはげまし続けてくれました。
私の命を支えたその言葉を、いま私がたくさんのクライアントさんに継いでいます。
Comedy born, when tragedy happens.
悲劇が起きる時、コメディ(喜劇)が生まれる。
「人生はクローズアップで見れば悲劇、引きで見れば喜劇」と教えてくれたのも彼女だったと思います。
魔法の道も6年め。心とあり方を整え始め、ほとんど事件がおこらなくなりました。起きても、すべてをNVCでクリアしているのでわずらわされることはありません。
その瞬間ショックなことはたくさんおきますが、自分をより深く知るきっかけとして活用するのみで。
後から必ず笑い話にできるネタとして転化されていきます。
自分や他人を呪い続け、もう今は機能しないストーリーを握りしめる人生から、
自分と他人を許し、笑い話として本人や友人たちと笑いこけるくらいの心のインナーマッスルを持つ。
その時、人生は無敵です。
そのための呪文「どっちでも、いい♡」。
宇宙は私たちを愛していて、最適のことを起こしてくれているだけだから。
この数年は反省も後悔もありません(笑)
その時ベストな自分を正直に表現してきて、なるべく愛から行動できているから。
写真:受験後に息子と。悔いなしスッキリ母子。