Nestoという生活の習慣化のプラットフォームで毎週水曜日の夜「自己共感のリズム」という場を主宰しています。
毎回15分間の内省の時間を取り、自分の気持ちや願いに向き合う静かな時間です。
一人の時間を過ごした後は、その場にいる誰かと一緒に、自分のプロセスを振り返り、違う角度からの気づきをもらう時間をとっています。
「どうやるんですか?」という問いかけをいただくことがあるので、サンプルを書いてみました。
Nestoへの思いはこちらから。
ある日のモヤモヤを扱います
皆さんには「感情が生き生きと動いたことがいいよ」とお薦めしていますが、もやもや案件でもできるよ。
というサンプルです。
私は現在、鎌倉に小さなお店を作る作業中。7年前に経営者をやめてから久しぶりの経営になります。
講師としての仕事も忙しく、いろんなプロデュースや本や動画づくりの新規案件もあり、やることが多い。
体力がなく朝起きればすでに疲れているし、「この方向でいいのかな?」というモヤモヤがある。
ずっと虚弱な体は、いろんな健康対策を講じて少しずつ上向いて来ている。
彼もなんとなくいるけど、パートナーじゃないしな。
飛び込み案件も多いけど、なるべく断れるようになってて、必要な時はミニマムの力でこなしている。
と、まあ鳴かず飛ばずでいい感じ。
でも「これがいいんだ!行こう!」って、かつての経営者時代みたいにVison, Mission持ってやらないといけないのかな?
って気持ちもある。
という小話。
そんな私の感情をチェック
感情シートから、自分の感情に近い語彙を拾い上げます。
疲れた、不確かな、不安定な。
「お、ネガティブ」
他のネガティブな語彙もチェックしますが、麻痺があったり、やる気がないわけではないということに気づきます。
「そうか、不安定さ、不確かさがあるのは、まったく世にまだない新しい経済を作ろうとしているから。
前例のないことをやっているのだから、不確かさはあたりまえ」
「へー」
ポジティブ感情の語彙も見ていくと、むしろこっちだった。
穏やかな、リラックスした、静けさのある、回復を優先した、信頼、ありのままを受け入れる。
感情リストのserenityやtrustコーナーの感情が満たされていると気づきます。
かつてはecstacyにあるマジカル・ミラクルなアドレナリン・エネルギー中毒で、体を壊しながらやってきたもの。
もうそれをしないフェーズに入ったのだなあと気づきます。
ニーズを掘り下げていく
ニーズシートで、それらの感情の奥底で、満たされているニーズを見ていきます。
休息、心の平安、信頼できること、安定性、自主性、遊ぶこと、ていねいに命の力をよみがえらせること、調和、頼れること、協働、信頼、友情、自己表現、本物であること、フロー。
生活が満たされてて、ゆっくり進んでいる。そのことで満たされているのだな。
共感バディの力
その夜、共感バディの男友達にシェアすると、こんなまとめをくれました。
これまで心を向け続けてきたことが、本番になってきている
1) 自分に必要なニーズのエネルギー、自らが決定できる力を持つことと
2) それをする仲間がいて協働できる信頼とつながりがあること
その両方がアップデートされてる。
自分の本当の強さへの信頼。落ち着いた、ねっとりした力。腹がすわってきた、魂がすわってきた落ち着きや安定を感じる。
共感バディについては、こちらの人気記事からどうぞ!
バディとのまとめ
46歳になって、落ち着いたのだね。
無理をせず、自分のペースで、人に引きずられずやれるようになってきたのだと気づきます。
私は、自分のニーズが強い人たちに引きずられやすく、素直な性格が災いして人の意見を採用しすぎる傾向があります。
それで、これまで人生の岐路でたくさんの失敗をしてきました。
自分に選択権があることが大切。ゆっくり私が安全と思える慎重なペースでやることが大切。
周りから見たらとろいと思うのですが、私なりのペースで着実に進められている穏やかさと信頼があります。
そして、40代に入り同じように人生に落ち着きを増してきた彼が、このストーリーに共鳴し彼の共感タイムへ入り、とても良質な対話と、お互いの人生を確認しあえる時間が取れました。
毎度いいなあ、共感タイム💖
毎週35分。オンラインで集まってこんな時間をとれるNestoの自己共感のリズムでは、私のガイドの元こんな時間を共に過ごします。
よろしければ毎週ご一緒しましょう。
コミュニティへの参加が必要ですので説明会からいらしてください。代表・藤代健介くんのトークが、これからの社会を見つめる意味でも明晰な洞察に満ちていて、学びが深いです(しかも無料)。説明会だけでもぜひ!