Bliss programという女性のみを対象としたライフコーチング・プログラムを持っています。
Blissとは、至福。私は天職や魂の仕事、のような意味で使っています。
毎回みんなの人生の健気さ・強さ、信念や心の美しさ、継続的に極めてきたものの確かさに感動し、涙する人も多いクラス。
そういえば、わたし自身のBlissについては感覚として知ってるけど言語化してないなあと思ってきました。
Bliss programをはじめて1年4か月たった今日、突然言語化ができました。
記念に書いてみます♡
毎週水曜日の夜は仲間の美緒とNestoという習慣化のプラットフォームで自己共感のオンラインサロンを持っています。
はじまる前に雑談をしていたところ、参加者で研究職の方がご自身の研究について話されていました。
社会的な意義の高い研究で、わたしも大切にしている領域。
聞いていると、その方が生き生きと輝いて、愛や優しさや自信に満ちてそれは美しい。
Nestoでは、15分間の自己共感の時間をとり、自分にとって最近印象的だった出来事を共感的に分析していきます。
その感動を扱ってみた記録です。
STEP1: 出来事
人が自身のピュアなBlissに触れる時、美しくなる瞬間がある。
私には宝石の質感(色や輝き)に見えます。
その瞬間に遭遇するたびに、わたしの中で動くものがある。
それをみていきます。
ちなみに男性のものはあまり見えないので、Bliss programは女性限定です。
男性のBlissは、ロジカル多めのコーチングをしています。
STEP2: 感情として分析する
「感情」を表現する単語を一覧化したシートをもとに観察します。
感心する、勇気づけられる。
感謝のような感覚もある。
わたしの命に触れ、元気が出るような何かがある。
STEP3: ニーズとして分析する
感情の奥にうごめいている命の質感を単語一覧にしたシートを使って分析を進めます。
- 真っ先に目につくのは、rejuvenation(命の力がよみがえる)
みんなのBlissを開くのは、わたしの回復やエンパワーにもなっている、と気づく。 - 次点でappreciation(感謝)と愛。
- それからmutual recognition(互いの価値を認めること)やrespect(尊敬)。
8歳から平和と環境のアクティビストを自認する私には、人への絶望があります。
が、人の美しい瞬間を見るとき、絶望と共存する「人間を好きでいたい」気持ちにヒットし信頼が回復するようです。 - Aliveness(いきいきさ)やExploration(探求)といった「意味」にまつわるニーズも動く。
私の生きている意味につながる感じがする。 - 「Transcendence(超越)」のカテゴリーのBeautyやCelebration of Life(いのちのお祝い)は、常にわたしの優先ニーズ。 これが「人間を好きでいたい、信頼したい」とリンクする。
- Faith(信念)。人は愛するに足る、と思えること。
- それからHope、intensity(生きる濃密さ・鮮やかさ)、Creativity、Stimulation(刺激)。
これらが、私の生きる望みになる。
ニーズという言語を使うことで、ここまで読み解けます。
これらを文章へまとめ上げていきます。
STEP4: まとめる
私のBlissは、女の人がBlissを体現している美しい瞬間に立ち会うこと。
私の中には人間への不信感と絶望がある。人のBlissを見るとき、不信が愛に、絶望が希望に変わる。
人が本物として生きている時、光がまたたくのが見える。
すると、感謝と感動と愛が私の中で発動し、「人が愛すべき存在だと信頼し、好きでいたい」という願いに火が灯る。
人の魂のイキイキさを目のあたりにすることで、自分の魂のキャンドルが炎を吹き返す。
私がみんなのBlissを開きつづけるのは、人のBlissの輝きを見ることが、私の命と愛を支える原動力になるから。
みんなとシェアリング
ここまでで10分程度です。
それをみんなに話し、気づきをもらったりするのですが。
ノートから顔を上げると・・・あ、みんなウルウルしてる・・・
美緒は、話していた私の周りに白い羽が飛んでいるのが見えて美しかった。まさにBliss(至福)だった、女神たちをみている大女神みたいだった、と。
当の研究者の方は、「めちゃくちゃ感謝している」と何度も繰り返してくれ、そこから彼女の共感のフェーズにみんなで入っていきます。
彼女がIndependence(自立)やAuthenticity(本物さ)に力強く触るのをwitness(目撃)する聖なる時間。
みんなで泣く。
彼女が「こういう時間が持てるんですね」と泣いてくださる。
それをつくったのは、あなたのAuthenticityとこれまでの人生なのだ^^
誰かがBlissの光を放つとき、誰かのBlissが開く。それがドミノのように連鎖して世界が光り輝いていく。
私がみたいのは、その世界。だからこのまほうつかい業をやっているし、これが私のソーシャルチェンジなのだろうな、と、いま書きながら統合が起きた。
共感の持つ、本当のパワーはここにあります。
命と命がつながる。
一人でも多くの人に、この質感の世界を生きて欲しい。
私がお伝えしている共感コミュニケーション(NVC)についてはこちらをどうぞ。